先日、私が所属する会社の写真撮影会でした。
私は、ヨガ講師でもありますが、税理士で、税理士法人の社員税理士でもあります。
それを言うと、大抵の方から
「すごいですね！」と言って頂きますが、全然すごくないです。
私は、8年前は専業主婦でした。
実は、その時の方が生きていくのが辛かった。
毎日、家族の予定に合わせて、その細切れの時間で自分の時間を確保する。
子どもや旦那さんが病気をしたら、予定を変更して看病をする。
こちらの方が葛藤が大きかったような気がします。
今は、子ども達も大きくなり、自分の時間が取りやすくなりました。
実は、何かのキャリアを築くよりも、相手を思いやり、自分のやりたいことと折り合いをつけて上手くやっている人が1番すごいんです。
でも、この8年間が1番私を成長させてくれた時間だったと思うのです。
税理士になったのは、私の学生時代が就職氷河期だったから、手に職が欲しかったからです。
結婚も出産も自分の意思でした。
しかし、育児のイレギュラーなことは自分の意思ではありません。
仕事は選べるけど子育ては選べない。
旦那さんの都合に合わせて、東京から引っ越してきたけど、想定外のことばかり。
そこで、出会ったのがヨガでした。
私は、ヨガ講師になるつもりは全然なく、ただただヨガが好きでヨガの後のふんわりとした感覚を味わいたくてヨガの練習をしていました。
自分と向き合うこと、日常と切り離すこと、思考を止めること、このためだけに今まで勉強ばかりしていた人間が初めて本格的に身体を動かし始めたのです。
そうするとですね、身体がすっきりするから心もすっきりして、色んなしがらみをどうでも良く思えてきて、まぁいいっかと思うことが出来ました。
今は、頑張って勉強してきた税理士も手放してるけど、まぁいいっか。
華やかな都会暮らし、好きだったけど、まぁいいっか。
子どもたち、うるさいけど、まぁいいっか。
子どもの役員周りの仕事、めんどくさいけど、まぁいいっか。
ほんとに嫌なら最低限度にして、抜けようとか。
渦から少し離れたところで観ることが出来るようになっていったのです。
いきなり、明日出来たとかではなく、螺旋のように。
3歩進んで2歩下がるみたいな感じで。
そうして、8年、ひょんなことから、税理士を再登録し、ヨガ講師も続けていくことになりました。
バラバラに取り組んでいたことが、繋がったのです。
私は、取り組み始めた時は、なーんにも考えていなかった。
ただ、目の前のことをこなしていた。
やり込む癖があるので、精一杯こなしてきたことは、確かです。
それが、いつか繋がる。
そして、当社は、税理士の仕事がAIに変わることを想定して、よりコンサルティング的なこと、人と関わって何かを生み出していくことにシフトを置いています。
3カ月ごとの会社の数字(これは、そのうちA Iがしてくれる)を分析して、問題点を抽出し、誰を使ってそれを解決していくかを経営者の方々と話し合ってます。
それが、人間の仕事。
そして、ヨガの自分と向き合うこと、ジャッジしないことがとても役に立ってます。
では、御社は何がしたいのですか？に繋がる。
パズルが繋がってきたなと🧩
最近思うことは、すべてに流れがあって、私は判断せずにすべき事を最善を尽くしてすれば良いだなということです。
良い悪いと判断したことは、全て裏目に出ました。
良いと思ってしたことは、トラブルの連続だったり、嫌だなぁと思ってしたことは意外な宝物を持って来てくれました。
まだまだ修行中ですが、ヨガは生き方なんだなぁ、ポーズだけじゃないんだなぁと思わせてくれるのです🙏
ナマステ🙏