息子の歌のテストとサムスカーラ


  子育てネタ連投で失礼いたします。
私個人としては、子育ては人生最大の修行だと思っております。
なので、小さな子連れのお母さんを見るたびに頭が下がります。

縁yogaで学ぼう!を毎月企画しているのもそんなママ達に選択肢を増やして欲しいからです。

かと言って、子どもが欲しくても事情によって授からない場合もあるかと思います。
それは、その修行は今のあなたに必要ないものだという考え方をレッスンでお伝えしています。
そんなわけないじゃんと思われてもそれは、その方次第です。

さて、昨日息子が音楽の歌のテストが嫌だと泣いて学校を休むと言いました。
私も音痴で(笑)、歌が得意ではないので音楽のテスト苦痛でした。

なので、話をよくよく聞いた後、「結果はどんなものであれ、その場に居なさい」と伝えました。
そうすると、先生に叱られると言うので、そこは連絡帳に書いて先生に注意されない様にお願いしました。
おそらく、泣きながら学校へ向かっていると思うので、遅刻することも想定して、連絡帳にその旨も書きました。
「1人で登校したことを褒めてやってください」と書き加えておきました。

自分は直接助けてあげられない。
むしろ、しゃしゃり出てはいけない。
(息子はすぐに甘えるから、一緒に行くのもNGだと思いました)
苦しいです。
私が代わりに歌った方がよっぽど楽です(笑)
でも、息子に「逃げた」という印象をインプットして欲しくなかった。

ヨガ哲学ではこれを「サムスカーラ(行為の印象)」といいます。
私たちは過去におきた出来事(カルマ)を意識無意識に記憶していて、何か似たような事象が起きるとその記憶が蘇ってくるのです。
それは、危険を察知するために備わったもので、犬に噛まれた人は犬を見るたびに怯えたり、
カキに当たった人はカキが食べれなくなったり・・・。

これは、もちろんポジティブなことにも同様に働き、成し遂げた経験をもつ人は次もチャレンジができるし、
困難も「なんとかなる」と思えるのです。


これは、小さなことから積み重ねていくのが1番‼️

結局、息子は「いつもより大きな声で歌えた」と疲れた顔をしていましたが、帰ってきました。
ぎゅっと抱きしめ、ご褒美に瓶の牛乳を飲ませ(大好物)、それを飲み干して
友達と遊びに行き、夕飯は息子が好きなサーモンのお刺身を用意しました。


今日は、プールです。
息子は泳ぎが得意なので、喜んで学校へ行きました(笑)
やれやれ(苦笑)

桜は桜、紫陽花は紫陽花の美しさがあります。
それぞれが、自分らしく花を咲かせることができますように🙏

ナマステ🙏