カイヴァリヤダーマジャパンの学び


6/21から7/1までレッスンをお休みして、インドのkaivalyadhama大学のカリキュラムによるyoga指導者養成講座の基礎編を開催しました。

yogaの恩恵は素晴らしく、その歴史は深く、学べば学ぶほど、yogaとは何だろうか⁉️という疑問がありました。

そのため、たくさんのワークショップを受け、指導者養成講座を受けてきました。

そのたびに、yogaを知った気になり、しばらくすると不安になりました。

 

 

こんな詩があります。

ー目が見えない男たちと象ー

 

好奇心に富み、学ぶことに熱心な、

6人のインドの男たちがいた。

彼らは象を見に行った。

(彼らは、みな目が不自由だったのだが)

それぞれが、自分で確かめて、こころを満足させることを

願って。

 

最初の男が象に近づいた。

そして、たまたま、広く頑丈な胴体にぶつかった。

そして、直ちに、叫んだ。

神のご加護のあらんことを!

象とは、実に、壁のようなものである!

 

2番目の男は、象の牙に触りながら、叫んだ。

おお、これは、なんと丸く、

滑らかで、鋭いものか。

私には、実に明らかである。

象というこの驚くべきものは、槍のようなものだ!

 

3番目の男が、その動物に近づいた。

そして、偶然、よじれた木の幹のような鼻に手が触れ、

そして、大胆に宣言した

なるほど、象とはヘビのようなものか!

 

4番目の男は熱心な手を差し伸べて、膝に触れた。

この不思議な動物とは、どのようなものか、と彼は、言う。

このことは、十分に明らかだ。

象とは、樹木のようなものである!

 

たまたま耳に触った5番目の男は、こう言った。

最も目の不自由な者でさえ、これが何かを言いあてることができる。

出来るものなら、この事実を否定してみるがよい。

象という驚異は、団扇のようなものだ。

 

6番目の男は、その動物を手探りするや否や、

揺れ動く尾をつかんで、なるほど、象とはロープのようなものだ、と言った。

 

このインドの男たちは、大声で、長い長い時間、

言い争いを続けたのだった。

それぞれの見解は、非常に堅固で強く、

それぞれが、部分的に正しいにもかかわらず、

全員が間違っていた!

 

<ジョン・ゴッドフレイ・サクセ>

 

 

 

 

私が、今回の学びで上記の状態だったことに気づきました。

yogaを学べば学ぶほど、アーサナ(ポーズ)だけがyogaではなく、

呼吸だけがyogaはなく、yoga哲学だけがyogaではなく、すべてを一部しか知らなかった。

 

 

ようやく、yogaの全身を見ることができ、今、一から学んで、自分で実践しています。

しかし、迷いは晴れ、すっきりしています。

もう、先生を探さなくてすみました。

 

今、梅雨前線が停滞し、大雨が降っています。

少しでも被害が少なく済みますように。

不安な気持ちが減りますように。

 

om(宇宙が誕生して最初の音といわれています)

 

shanti (世界中の平和が訪れますように)

 

shanti(周囲に平和が訪れますように)

 

shantihi(内側に平和が訪れますように)

 

マントラには、自己や環境をヒーリングし、外界を断ち、集中しやすい状態に整えます。

もし、マントラの音に不安があられるようでしたら、唱えなくても構いませんし、

その気持ちを否定する必要もありません。

ただ、そういう意味で、唱えているとご理解いただければ嬉しいです。

 

 

ナマステ。

 

写真:カイヴァリヤダーマ研究所創始者、スワミ・クヴァラヤーナンダジをまつった祭壇。

   学びの様子。