山とahimsa


先日、山伏さんと一緒に岩屋山に登りました。
あちこちに猪が掘った跡があり、帰り道にはウリ坊(イノシシのこども)がいました。
近くに小学校があり、こんな近くまでイノシシが来てるんだなぁと。


実は、以前から岩屋山に登りたいなと思っていて、分岐や合流が多く、意外と難しい山だとも聞いていて、機会がありませんでした。

ところが、Facebookで以前キッズyoga養成講座でご一緒した方が山伏さんと登られた写真がアップされていて、連絡をとりご一緒させて頂きました。
人の縁とは不思議なものです。


絶好の山日和で、爽やかな風、綺麗な空、少しだけ暑い日差し、山に迎え入れてもらっているかのような気持ちになりました。

なんといっても空気が美味しい💖

途中、何度も祝詞を捧げ、神妙な厳かな気持ちになります。
自然と感謝の念が湧いてきます。

コロナがどうとか、あの人がどうとか(最近ないのですが)、そんな些細なことがどうでもよくなる。
険しい山道を進むと、無になり、

自然に生かされてる。
ただ、呼吸する。
ただ、前に進む。

そんな感じになります。

日々の自分の暮らしに忙しくて、酸素がなければ3分も生きていられないくせに、それを忘れて、木を切り、山を壊して、そのせいで土砂崩れになって、北極の氷が溶けて、大雨に困って、台風に困って、あぁ、なんて愚かなんだろうと、なんだか山に申し訳なく想うのです。

あの感覚は、なんだろう。

yoga哲学には、ヤマニヤマがあります。
ヤマの1番目は、アヒムサです。
アヒムサは、非暴力。

無意識にラベリングをし、自分と人を区別し、あの人と私は違う、そんなことをしてます。

身体の声を聞かず無理をしたり、ストレスで食べすぎたり、疲れていることに気づかなかったり、ホルモンバランスでイライラしたり。

まず、そのことに気づき、そのたびに、私はアヒムサを思い出すようにしてます。

ヨーガ・スートラ 2-35
アヒンサーに徹した者のそばでは、すべての敵対が止む。

ヤマだけに、山を登って、そんなことを思い出したのでした。


写真は、山伏のちゃまさん。
この後姿が素敵で思わず、パシャリ📸






ナマステ🙏