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私がお世話をしている地域猫は大体22頭ほどいます。
シゲのように他のところから流入してくる猫がいたり、インドに行っている間にいなくなってしまった猫もいます。

 去年から警戒心が強くてなかなか捕獲できなかった茶白のメス猫がいます。
その子が8月のある日、顎のあたりが壊死していました。
それでもなかなか近寄らせてくれず、9月の中旬、かなり弱った段階でようやく保護することができました。
動物病院へ連れて行き、治療と不妊手術をお願いしようとしたところ、すでに手遅れということでした。

そこから、我が家で看取り生活をしました。
最初はカルカンを食べてくれたのですが、だんだん水も取らなくなり、弱っていきました。
不思議なことに、弱っていくとどんどん甘えてくるのです。

もっと前にしてくれれば・・・、と悔やまれます。
看取り生活4日目、ちゃしろは天に召されました。
幸い穏やかな顔をしていたと思います。

オットッテさんという移動式のペット葬儀の方がおられて、お呼びしてお別れの会を営んでいただきました。
こんな不幸な猫を減らしたいと思ったのでした。